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2019.01.13

「蜘蛛の巣を払う女」

私の大好きな「ミレニアム」シリーズの第4部のハリウッド映画化作品。
ミレニアムシリーズは、スウェーデン版3作とハリウッド版の第1部は当然鑑賞済。

本作は第1シリーズとも言うべき本来の作者スティーグ・ラーソンの3部の後を引き継いだラーゲルクランツ作の第4部の映画化。
ラーソンが3部を書き上げた後で、亡くなってしまったのが大変残念で、続きを読みたいなぁと思っていたのは、全世界の読者も同じだったようで、ラーゲルクランツの4部以降も大ヒットと言っても過言ではないだろう。
個人的には、第1シリーズの第3部が大好きなのだけど、それはそれ・・・4部以降もなかなか読ませる。

で、本作の話・・・
特殊な映像記憶能力を持つ天才ハッカーで、背中にあるドラゴンのタトゥーが特徴のリスベットは、AIの世界的権威であるバルデル教授から、図らずも開発してしまった核攻撃プログラムをアメリカ国家安全保障局(NAS)から取り戻してほしいと頼まれる。依頼を受けて陰謀の裏を探っていたリスベットは、やがて16年前に別れた双子の姉妹カミラの存在にたどり着き、カミラが仕かけた罠にはまってしまう。

おおまかな筋は原作に沿っているが、脚本の段階でかなり手を入れているな・・っという印象。
解説ではAIの権威ということになっているが、映像ではAIというよりは暗号化の権威という表現になっているようだ。
また、リスベットがあんなに敵の手に落ちるとは・・・・・
最初の導入部での逸話は、原作を未読の人の為の挿入のように思えたが、これでは2・3部を映像化した時には辻褄が合わないのではないかなぁ・・・っといらない心配をしてしまった。

しかしながら、現作の味をきちんと残しながら、テンポよく仕上げてあったと思う。
ただ、ミレニアムファンでない人にはいささか印象は良くないかもしれないなぁ・・



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監督: フェデ・アルバレス
製作: スコット・ルーディン、 イーライ・ブッシュ、 オーレ・ソンドベルイ、 ソーレン・スタルモス、 ベルナ・レビン、 エイミー・パスカル、 エリザベス・カンティロン
製作総指揮: アーノン・ミルチャン、 ロバート・J・ドーマン、 デビッド・フィンチャー、 リーネ・ビンテル・スクイユム・フンク、 ヨハンネス・イェンセン、 アンニ・ファウルビー・フェルナンデス
キャラクター創造: スティーグ・ラーソン
原作: ダビド・ラーゲルクランツ
脚本: ジェイ・バス、 フェデ・アルバレス、 スティーブン・ナイト
撮影: ペドロ・ルケ
美術: イブ・スチュワート
衣装: カルロス・ロサリオ
編集: タチアナ・S・リーゲル
音楽: ロケ・バニョス
キャスト: クレア・フォイ、 スベリル・グドナソン、 ラキース・スタンフィールド、 シルビア・フークス、 スティーブン・マーチャント、 クレス・バング、 クリストファー・コンベリー、 シヌーブ・マコディ・ルンド、 ビッキー・クリープス

DATE:2019/01/13 MOVIXさいたま
評価:★★★

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