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2010.06.30

「ブリット」

スティーブ・マックイーン主演のアクション映画。
かなり前の作品だが、サンフランシスコの坂道を使ったカーチェイスシーンが有名。

確か、記憶では全編をしっかり見た覚えがなかったので、改めて見てみた。(まあ、図書館に所蔵してあったというのも理由の一つだけど)

ストーリーとしては、野心家の議員チャルマース(ロバート・ボーン・・・なつかし・・)から裁判の重要証言者の護衛を命令されたが、護衛開始直後に殺害されてしまう・・・というお話。

で、筋を膨らませようとすれば議員の関与とか、警察内部の癒着なんかのファクタがあってもおかしくは無いのだけど、そのあたりはさくっと触れず・・・結局、マフィアに・・・ってことにしたようだ。

で、見所はシスコの坂でのカーチェイスと、夜の空港での追跡・銃撃シーンということのようで、今となっては惜しい・・っとも思えるのだけど、当時はそれで良かったのかもしれない。

まあ、マックイーン主演の名作1本の内に数えてもおかしくは無い1本でしょう。

監督 ピーター・イエーツ
製作 フィリップ・ダントニ
原作 ロバート・L・パイク
音楽 ラロ・シフリン
出演 スティーヴ・マックィーン/ジャクリーン・ビセット/ロバート・ボーン/サイモン・オークランド

DATE:2010/06/29 DVD
評価:★★★

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2010.06.27

「薔薇の名前」

ショーン・コネリー主演の中世ヨーロッパの修道院を舞台にしたゴシック・サスペンス。
原題も「Name of the Rose」というのだが、薔薇とは・・・??(勉強してきます)

実は、作品自体をまったく知らず、某アスパラクラブのシネマサイトでのコメントを見て知った次第。

イタリアの哲学者ウンベルト・エーコ執筆による同名小説を、ショーン・コネリー主演、ジャン=ジャック・アノー監督で映画化した歴史ミステリーだそうだ。

1327年、北イタリアのベネディクト修道院を訪れた修道士ウィリアム(コネリー)と見習いのアドソが、修道院で起こった連続殺人の謎に迫る。

どうも、この宗教関係の題材というのは、個人的に非常に難解なので、なかなか正当な評価はできないかもしれない。
事件の背景にあるもの、宗教やキリストの解釈などにも関係するようだが、いまいち理解できなかった。それでも、ショーン・コネリーは好演で違和感がまったくなく最後まで一気に見られた。

題材は難しいが、良作でしょう。

監督 ジャン=ジャック・アノー
製作 ベルント・アイヒンガー
原作 ウンベルト・エーコ
脚本 ハワード・フランクリン
出演 ショーン・コネリー/F・マーレイ・エイブラハム/クリスチャン・スレーター/エリヤ・バスキン

DATE:2010/06/26 DVD
評価:★★★☆

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2010.06.22

「ロストクライム 閃光」

3億円事件をモチーフにした永瀬隼介の原作を映画化した作品。

3億円事件のウラには実は学生運動があって、犯人は複数のグループ犯罪、で、メンバーは学生運動に染まっていたグループで実は警察関係者(しかも上層部)の子息たちが居た・・・などという設定。
だから、警察は事件解決に蓋をし、今ごろになって関係のある事件の解決を自ら塞いでしまう・・・・のかな・・・ってな内容のようだ。

原作はもっと中身が濃いのかもしれないが、テンポは悪いしスピード感はゼロ、ミステリーライクな謎解きでもあるのかと思えば、それほどでも無い。妙なところに「このシーン必要なのか?」と思えるような濡れ場だけ2・3箇所に挿入・・・ったく、なんだかなぁ・・・っと、退屈な作品でした。

通常、私の場合、原作のあるものは作品をきっかけに読んでみたいと思ったりもするのですが、それもあまり思わせてくれない1本でした。



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監督:伊藤俊也
原作:永瀬隼介
脚本:長坂秀佳、伊藤俊也
撮影:鈴木達夫
音楽:大島ミチル
出演:渡辺大、奥田瑛二、川村ゆきえ、武田真治、宅麻伸、中田喜子、熊谷真実、烏丸せつこ、かたせ梨乃、原田芳雄、夏八木勲

DATE:2010/06/21 よみうりホール(試写会)
評価:★☆

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2010.06.20

「告白」

湊かなえの原作を、松たかこ主演で映画化した作品。
実は、だいぶ前に原作を読んでいたので映画化されるという話を聞いてから、非常に楽しみにしていた1本。
はっきり言って、うまく映像化したなぁ・・・という感想。
松たかこ・・・キャストを聞いた時は??と思ったけど、森口役を淡々と演じており、なかなか好演でした。

原作の湊かなえの「告白」は2009年本屋大賞を受賞した作品。
ある中学校の1年B組の担任を務めるシングルマザーであった女性教師の森口(松)は、愛娘を学校のプールで殺害される。警察は事故死と判断するが、森口は学年末の終業式の日に、犯人はクラスの中にいると生徒たちに告げる。そして、今、娘の死亡に関わった生徒A,Bが飲んだ牛乳の中に、あるものを混入させたと話す。

湊かなえ氏の原作は森口や生徒たちの心の中の機微をうまく表現していく・・・そして、その原作のそのままと言って良いほど忠実に映像化したと思う。



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監督・脚本:中島哲也
プロデューサー:石田雄治、鈴木ゆたか、窪田義弘
原作:湊かなえ
撮影:阿藤正一、尾澤篤史
照明:高倉進
美術:桑島十和子
出演:松たか子、岡田将生、木村佳乃

告白

告白

価格:650円(税込、送料別)

湊かなえの原作
文庫版


DATE:2010/06/20 MOVIX川口
評価:★★★★

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2010.06.19

「ザ・ウォーカー」

デンザル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン主演のアクション?映画。
積極的に見に行きたいと思ったのでは無かったのだけど、招待券が当たったので見てきました。

原題は「The BOOK of ELI」・・・「イーライの本」という意味で「イーライ」とうのがデンゼル・ワシントン演じるところのウォーカー(旅人)だったのでした。

どうやら戦争があったようで、あらゆる文明が崩壊した近未来の地球で、イーライと名乗る男(ワシントン)は、世界でたった1冊残る本を運び、30年間、ただひたすら西へ向かって旅をしている。
ポイントはこの本が何か・・・ということなのだが。

そして、あるがちな展開として、この本を狙う男がイーライを襲う・・・この本には「力」がるのだという。

う~~ん、最初は魔法書とか秘密の呪文、宝?の在所・・・そんな想像もしてみた・・・

しかしなぁ・・・本の正体を明かされた時、その本にはそんなに「力」があるものなのかなぁ・・・っと、素朴な疑問。
ある特定の人々には「力」を及ぼすのかもしれないが、欧米以外のところではどうなのかなぁ・・・っと。

脚本に魅力を感じなかったので、辛口評価です。



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原題:The Book of Eli
監督:アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ
製作:ジョエル・シルバー、デンゼル・ワシントン、ブロデリック・ジョンソン、アンドリュー・ A・コソーブ、デビッド・バルデス
製作総指揮:スティーブ・リチャーズ、スーザン・ダウニー、エリック・オルセン
脚本:ゲイリー・ウィッター
撮影:ドン・バージェス
美術:ゲイ・バックリー
編集:シンディ・モロ
音楽:アッティカス・ロス
出演:デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・クニス、レイ・スティーブンソン、ジェニファー・ビールス、エバン・ジョーンズ、ジョー・ピング、フランシス・デ・ラ・トゥーア、マイケル・ガンボン、トム・ウェイツ、マルコム・マクダウェル

DATE:2010/06/19 TOHOシネマズ西新井
評価:★★

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2010.06.14

「クレイジー・ハート」

ジェフ・ブリッジス主演でアカデミーの主演男優賞を取った作品。

カントリー&バーボン好きな私としては、大満足の作品でした。

かつては伝説的カントリー・シンガーといわれたバッド・ブレイクが、タバコと酒(バーボン)にはまり、今では落ち目で安酒場(ホンキートンク)をドサ回りする酔いどれカントリーシンガー。
ある時、地元記者でシングルマザーのジーンと息子のバディに出会い、ジーンに引かれていく。
ところが、このバッド・・・4度も結婚・離婚し、28にもなる息子までいるが離婚して以来(4歳だったようだ)会ったことも無いという、決して家族向きでは無い不器用な男・・・

しかし、ジーンに会って家族というものの本質に触れたようで、息子にも電話を掛けてみるが、きっぱり拒絶されてしまう・・・・更に、バディの面倒を任された時に、迷子騒動を起こしてしまう。

そこで、やはりジーンは去って行くことに・・・

で、曲を書くのです・・・弟子のトミー・スイートに・・・

で、ラストのトミーのツアーの袖にバッドが、そして全国紙の記者になったジーンが現れる・・・・

期待させるような、関係修復は無かったけど、それぞれの道を歩んでいくような、ある意味ハッピー・エンド。
誰がなんと言おうと高評価です。



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原題:Crazy Heart
監督・脚本:スコット・クーパー
製作:ロバート・デュバル、ロブ・カーライナー、ジュディ・カイロ、T=ボーン・バーネット
製作総指揮:ジェフ・ブリッジス、マイケル・A・シンプソン、エリック・ブレナー、レスリー・ベルツバーグ
原作:トーマス・コッブ
撮影:バリー・マーコウィッツ
編集:ジョン・アクセルラッド
音楽:スティーブン・ブルトン、T=ボーン・バーネット
出演:ジェフ・ブリッジス、マギー・ギレンホール、ロバート・デュバル、コリン・ファレル、トム・バウアー、ジェームズ・キーン、ウィリアム・マルケス、ライアン・ビンガム、ポール・ハーマン、リック・ダイアル、ジャック・ネイション

DATE:2010/06/14 TOHOシネマズシャンテ
評価:★★★★

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2010.06.08

「ボディ・スナッチャーズ」

ボディ・スナッチャー/恐怖の街(1956)
SF/ボディ・スナッチャー(1978)
ボディ・スナッチャーズ(1993)
インベージョン(2007)

と、4度も映画化されているジャック・フィニィの傑作古典SF「盗まれた街」の3度目の映画化作品。ちなみに4度目の「インベージョン」はニコール・キッドマンが主演していた。

本作の主演は、ガブリエル・アンウォー・・・・って、あまり知らなかったのだけど、某外国TVドラマの「バーン・ノーティス」でフィオナ役をやっていたもんだからちょっと見てみようと思った次第。

で、作品自体は、何度も映画化されているので、SFホラーの原点のような作品で、地球外生命体(これが作品によって描かれ方がちょっとずつ異なる)が、人類の体をのっとり次々と入れ替わっていく・・・というもの。
設定している街もそれぞれ異なっていて、本作では米軍の基地が舞台となっており、そこから全米へ広がっていくという設定のようだ。

ということで、原作ありきの本作というところか・・・

監督 アベル・フェラーラ/ミック・ジャクソン
出演 ガブリエル・アンウォー/メグ・ティリー/テリー・キニー/フォレスト・ウィッテカー/R・リー・アーメイ

DATE:2010/06/07 DVD
評価:★★

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2010.06.05

「セントアンナの奇跡」

スパイク・リー監督が、戦争を舞台に描く人間ドラマ。

1983年のニューヨーク。ある日、あと3ヶ月で定年という真面目な郵便局員が突然、客としてやってきたある男をドイツ製の銃で射殺した。
郵便局員の家を警察が捜索したところ、 1944年8月8日のナチスにより破壊されたサンタ・トリニータ橋の装飾品の頭部が見つかる(時価5億円相当)
その郵便局員は、第2次大戦時、黒人部隊“バッファロー・ソルジャー”の一員としてイタリアの戦線に送り込まれていたが、そこで出会ったひとりの少年との交流が、全ての謎を解く鍵だった……。

序盤は郵便局員(ヘクター)がなぜ突然強行に及んだのかというミステリーっぽい展開になるわけですが、すぐに戦争の回想シーンへ・・・
で、終盤のほんの少しの部分を除く大部分がイタリアの山あいの村の戦闘シーンになるわけです。

その村に行く途中、ヘクターを含む4人が孤立してしまい、トレインが一人の少年を助ける。この少年がキーとなるわけで、村がドイツ軍に襲われ虐殺されたあと、助け出されたのはヘクターと少年だけだったわけです。


黒人で編成された部隊への偏見、銃を渡してヘクターを助けたドイツ軍将校、少年はなぜ助かったのか・・・

セントアンナの大虐殺とサンタ・トリニータ橋の爆破は史実だそうです。

ラストシーンで序盤の射殺の謎と突然挿入されたコーヒーカップを落として割ってしまう紳士のシーンの謎が明らかに・・・


う~~~ん、長い上に重い話でしたが、中身は濃かったです。
良作でしょう。










監督・製作 スパイク・リー
原作・脚本 ジェームズ・マクブライド
製作 ロベルト・チクット
製作総指揮 マルコ・ヴァレリオ・プジーニ
出演 デレク・ルーク/マイケル・イーリー/ラズ・アロンソ/ジョン・タトゥーロ

DATE:2010/06/05 DVD
評価:★★★☆

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2010.06.02

「ローラーガールズ・ダイアリー」

ドリュー・バリモアが初監督を務めた青春ドラマ。
主演はJUNOに出ていたエレン・ペイジ。もちろんドリュー・バリモアも出ています。

昔の栄光を自分の娘に押し付けてミスコン優勝することが人生の成功と信じる母親・・・17歳の女子高生ブリスは、田舎町の退屈な生活にうんざりしていた。そんなある日、隣町の大都市オースティンに出かけた彼女は、女たちが繰り広げるパワフルなローラーゲームに魅了され、その世界に生きがいを見出し、年齢を偽って応募してしまう。

いちおう、過去70年代までに流行ったスポーツが地方都市オースティンで復活したという設定。
原題の「Whip It」はローラーゲームの技「ホイップ」と掛けているのでしょうな。

弱小チームでけっこう活躍してしまうブリス・・・、決勝進出まで果たすわけですけど、例によって親ばれしてしまい、決勝戦と母親一押しのコンテストがバッティング・・・・
まあ、ここは、父親がなんとか威厳を取り戻して、ブリスにゲームへ行くことを薦めるわけで、これで決勝に勝っちゃたりすると、「あ~あやっぱり」てなことになるわけですが、僅差で敗れる演出がまたある意味「やっぱり」とも思わせるわけです。
いずれにせよ、個人的には懐かしいローラーゲームも見られたことだし、ヨシとしましょう。





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原題:Whip It
監督:リュー・バリモア
製作:バリー・メンデル
製作総指揮:リュー・バリモア、ピーター・ダグラス、ナンシー・ジュボネン、キルステン・スミス、ネイサン・カヘイン、ジョー・ドレイク、クリス・ミラー
原作・脚本:ショウナ・クロス
撮影:ロバート・イェーマン
美術:ライアン・カバノー
編集:ディラン・ティチェナー
音楽:ザ・セクション・カルテット
出演:エレン・ペイジ、マーシャ・ゲイ・ハーデン、クリステン・ウィグ、ドリュー・バリモア、ジュリエット・ルイス、アリア・ショウカット、イブ、ゾーイ・ベル、アンドリュー・ウィルソン、ランドン・ピッグ、ダニエル・スターン

DATE:2010/06/01 TOHOシネマズシャンテ
評価:★★★

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