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2010.02.22

「ブタのいた教室」

1990~93年に大阪の小学校で実際に行われた授業をベースに、命を育むことや、生命とは何かということ問いかけようとした作品。

どこまで実話をベースにしているのか解らないが、本作に限って言えば、あまりにもコメディっぽい作風とか、いささか授業の進め方など脚本に難アリのように思えた。

「食する」ということを宣言して、飼い始めたのであれば「名前を付ける」ということが何を意味するのかという話合いを行なうところ入れて欲しかった。

比較的私の好きなSF物で半村良氏の作品の「妖星伝」の中で(舞台は戦国あたりの日本だが)別の星からやってきたという異星人が「この星は命が多すぎる・・・宇宙にはこんなに命の多い星は珍しい。そして命が命を食らいあって生きている」という一説がある。

これを読んだ時、私は言いえて妙だと思った。

良いテーマなだけに、残念な作品だった。










監督 前田哲
脚本 小林弘利
原案 黒田恭史
撮影 葛西誉仁
出演 妻夫木聡/原田美枝子/大杉連/田畑智子

DATE:2010/02/21 DVD
評価:★★☆

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