« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

2010.02.22

「ブタのいた教室」

1990~93年に大阪の小学校で実際に行われた授業をベースに、命を育むことや、生命とは何かということ問いかけようとした作品。

どこまで実話をベースにしているのか解らないが、本作に限って言えば、あまりにもコメディっぽい作風とか、いささか授業の進め方など脚本に難アリのように思えた。

「食する」ということを宣言して、飼い始めたのであれば「名前を付ける」ということが何を意味するのかという話合いを行なうところ入れて欲しかった。

比較的私の好きなSF物で半村良氏の作品の「妖星伝」の中で(舞台は戦国あたりの日本だが)別の星からやってきたという異星人が「この星は命が多すぎる・・・宇宙にはこんなに命の多い星は珍しい。そして命が命を食らいあって生きている」という一説がある。

これを読んだ時、私は言いえて妙だと思った。

良いテーマなだけに、残念な作品だった。










監督 前田哲
脚本 小林弘利
原案 黒田恭史
撮影 葛西誉仁
出演 妻夫木聡/原田美枝子/大杉連/田畑智子

DATE:2010/02/21 DVD
評価:★★☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.02.14

「ゴールデンスランバー」

伊坂幸太郎の原作を堺雅人主演で映画化した作品。

実は、映画化されるという話を聞いてから、原作を読んでしまったのでした。
まあ、原作はそれなりに・・・私お好みでは無かったかも。

お話は、仙台遊説中の総理がラジコンヘリをつかった爆弾テロによって殺害されてしまう・・・・
そして、現場近くにいた青柳(堺)は、犯人に仕立てられ、逃亡する羽目に・・・・

犯人に仕立てようとした一部を担わされていたのは、大学時代に友人(まあ、家族を人質にしてとか、いろいろ訳はあったようだが)、で、逃亡を助けようとしたのも同じグループの友人で元恋人だったり、バイト先の人たちだったり・・

本作は、比較的原作に近く映画化されていたので、原作を読んでしまっている身としては安心して観ていられた。
まあ、可もなく不可もなく・・・・

かつて、暴漢に襲われたアイドルを青柳が助けて、一躍時に人になって目だってしまったことから、白羽の矢が当てられたようだが、アイドル役が貫地谷だったのは良し。(好きなんです)





Img110



監督:中村義洋
原作:伊坂幸太郎
脚本:中村義洋、林民夫、鈴木謙一
キャスト・スタッフ:堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之、柄本明、濱田岳、渋川清彦、ベンガル、大森南朋、貫地谷しほり、相武紗季、伊東四朗、永島敏行、石丸謙二郎、ソニン、でんでん、滝藤賢一、木下隆行、木内みどり、竜雷太

DATE:2010/02/13 TOHOシネマズ錦糸町
評価:★★★

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.02.07

「ホースメン」

デニス・クエイド、チャン・ツィイー主演のサスペンス?・・・
ホースメンというのは、どうやら聖書から出てきた用語のようだ。
どうもこの手の聖書を題材にした作品というのは、キリスト教に縁遠い身としては、いささか理解が難しい。

チャン・ツィイーの役ところもなんかぼやけてしまって勿体無い気がする。

結末も、早いうちから「もしかして・・・」の予想が当たってしまったので、これも、ちょっと・・・










プロデューサー マイケル・ベイ/アンドリュー・フォーム
監督 ジョナス・アカーランド
脚本 デヴィッド・キャラハム
出演 デニス・クエイド/チャン・ツィイー/ルー・テイラー・プッチ/ピーター・ストーメア

DATE:2010/02/07 DVD
評価:★★☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2010.02.06

「インビクタス/負けざる者たち」

クリント・イーストウッド監督作品。
1995年のラグビーワールドカップの実話をベースにした作品。

ネルソン・マンデラが前年に南アフリカのアパルトヘイト撤廃後の大統領に就任した時に、アパルトヘイトによる人種差別や経済格差をなくし、国をまとめるためには、95年に自国で開催されるラグビーワールドカップでの優勝が必要と感じ、代表チームのキャプテン、ピナールとの接触を図る……。


Img109_2

ネルソン・マンデラ役はモーガン・フリーマン。
アメリカ大統領役もやってますが、ネルソン・マンデラ役はぴったりという感じ。
ラグビーチームのキャプテンは、マッド・デイモン。こっちはあまり目立たないという印象。

実話がベースなだけに、感動の人間ドラマに仕上がっていると思う・・・・・こういうところ、クリント・イーストウッドは上手いなぁ・・・









Img107


Img106


原題:Invictus
監督:クリント・イーストウッド
製作:クリント・イーストウッド、ロリー・マクレアリー、ロバート・ローレンツ、メイス・ニューフェルド
製作総指揮:モーガン・フリーマン、ティム・ムーア、ゲイリー・バーバー、ロジャー・バーンバウム
原作:ジョン・カーリン
脚本:アンソニー・ペッカム
出演:モーガン・フリーマン、マット・デイモン、トニー・キゴロギ、スコット・イーストウッド

DATE:2010/02/06 イオンシネマ越谷レイクタウン
評価:★★★☆

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「ゆれる」

ディア・ドクターの西川美和脚本・監督作品。
主演はオダギリー・ジョーと香川照之。

田舎でガソリンスタンドを営む家の兄弟として生まれたが、弟猛(オダギリ)は家業を継ぐことを嫌い、東京に出てカメラマンとして成功している。一方、兄稔は田舎に残って家業のガソリンスタンドを継いだ。
母親の法事で久々に帰った猛は、そこで働いていた幼なじみの千恵子と久しぶりに会う。

そして、3人で渓谷へピクニックに行き、そこで事件・千恵子が吊り橋から転落死する。

さて、そこに居合わせた兄稔は千恵子を突き落としたのか、あるいは事故なのか・・・・

そして、もう一組の兄弟、やはり東京へ出て弁護士となった父親の兄(蟹江敬三)が登場。
この兄弟にも、やはり家業にまつわる確執があったようだ。

裁判で、弟猛は弁護側情状証人として証言をするが、その内容は兄を告発するものだった・・・

と、2組の兄弟の中の、思いのゆれを表しているのだろう・・・










原案・監督・脚本 西川美和
企画 是枝裕和
撮影 高瀬比呂志
音楽 カリフラワーズ
出演 オダギリ ジョー/香川照之/真木よう子/蟹江敬三

DATE:2010/02/05 DVD
評価:★★★

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »