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2009.06.29

「愛を読むひと」

ベルンハルト・シュリンクのベストセラー小説「朗読者」を映画化したものだそうだ。

主演はケイト・ウィンスレット。

1958年のドイツ、15歳のマイケルは、ふとしたきっかけで21歳年上のハンナと知り合い、ベッドを共にすることになる。彼女に頼まれて本を朗読してあげるようになるが、ある日突然、彼女は姿を消す。時は流れ、法学部の学生となったマイケルは戦時中のある罪を裁く裁判を傍聴した際に、被告になったハンナの姿をみつける。

ハンナが筆跡鑑定をする為に、自書を求められた時、自書を拒否して罪を被ってしまうのです。しかし、マイケルはその訳を知っていた・・・ハンナは文盲だったのです。
文盲であることを恥と思い罪を被ったハンナ、そのことを知っていてハンナを説得に一度は出かけて行くのですが、戻ってきてしまうマイケル。

そして、その罪はアウシュビッツに繋がっているわけです。

獄中のハンナに、マイケルは本を朗読したテープを送り続けるのです。
ハンナはそれを元に、獄中で字を学び、たどたどしい文字でマイケルに短い文書の手紙を書いて送るのです。

戦後のいわゆる「ナチ狩り」を題材に描いた恋愛映画なわけですが、ドイツのホロコーストや、その後のユダヤ人達による過酷なナチ狩りという背景を知らないと理解が難しいのかもしれません。

残念ながら、そういう意味では知識不足だったので、マイケルの行動やハンナが釈放目前に自死した訳などを消化できませんでした。

難しかった・・けど、良作ではありました。

ちょっと残念だったのは、ドイツの話なのに英語だったこと、人物名なども英語発音でした。ホロコーストを題材にした映画なのに、ちょっと残念だったかも・・まあ、仕方ないといえば仕方ないのでしょうが。










監督 スティーヴン・ダルドリー
原作 ベルンハルト・シュリンク
製作 アンソニー・ミンゲラ
脚本 デヴィッド・ヘア
出演 ケイト・ウィンスレット/レイフ・ファインズ/レナ・オリン/ブルーノ・ガンツ

DATE:2009/06/28 TOHOシネマズスカラ座
評価:★★★☆

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2009.06.28

「フェイクシティ ある男のルール」

事件解決のためには、違法捜査も含む強引なやり方で手段を選ばないロス市警刑事・ラドロー。上司のワンダー警部にチームの連中は彼をフォローしてくれる。しかしある時、彼を内部調査員に密告したかつての相棒を追っていくと、覆面強盗襲撃に巻き込まれ犯人を取り逃す失態を犯してしまい、疑惑の中に立たされてしまう・・という話。

しかしてその実態はというと・・・内部調査の対象はワンダーだった・・・というお話。

最後は、警官どうしのドンパチ・バンバンでとりあえずラドローは助かる上に、今度は内部調査に恩を着せられる立場に・・・

原作ものらしいのですが、序盤におおよそ予想が付いてしまい、ミスリードもなくそのまま最後まで・・・

ラストは救いがあったのか無かったのか・・・キャストが豪華なだけだったような気もします。









監督 デイビッド・エアー
原案・脚本 ジェームズ・エルロイ
脚本 カート・ウィマー/ジェイミー・モス
出演 キアヌ・リーブス/フォレスト・ウィテカー/ヒュー・ローリー/クリス・エヴァンス

DATE:2009/06/27 DVD
評価:★★★

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2009.06.21

「髪結いの亭主」

実は某ネットマガジン(日経ビジネスオンラインですが・・)の某映画関係のコラム(の筈)で取り上げられていた作品の第9段。ただし、このコラムは第31回を終えて休載になっていまったようで、残念だ。
休刊の雑誌が復刊したためしはないようなので、おそらくこのまま終了なのでしょう。

本作は、私の苦手なフランス映画・・・紹介されていなければ自分では選択の範囲に無かったかもしれない。

子供の頃から髪結いの女性と結婚することを夢見てきたアントワーヌは、中年に至って理想の理髪師・マチルドと出会う。
初めてお客として入った床屋で、アントワーヌはいきなり「結婚してください」という。
そして、3週間後に再び店を訪れると、マチルドは申し込みを受けるのである。

そして、髪結いの亭主の生活が始まる。
それは、10年ほど続いたある日、マチルドは自らの未来を自らの手で決めてしまうのである・・・それは、アントワーヌに永遠に愛して貰う為に、自らの命をたってしまうという選択だった。

そして、アントワーヌは待っているのである。

う〜〜〜む、私にはよく理解できなかった・・・
救いの無いエンディング?なのか救いはあったのか・・・私は辛口の評価です。









監督 パトリス・ルコント
出演 ジャン・ロシュフォール/アンナ・ガリエナ/ロラン・ベルタン

DATE:2009/06/20 DVD
評価:★★☆

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2009.06.16

「ハゲタカ」

NHKで放映されていたドラマの続編&劇場公開版。
NHKのドラマでは初の試みだそうだ。

残念ながらTVシリーズを放映していることは知っていましたが、見ていなかったのです。

で、本作は登場している主要な人物はTVシリーズと同様とのこと。
このあたりは流石に劇場版のみを見る立場としてはツライ。

栗山千明や松田龍平はTVシリーズでレギュラーメンバーであったようだが、本作での位置付けはいまいちはっきりしないし、鷲巣ファンドがなぜ中国系ファンドから敵対的TOBを仕掛けられたアカマ自動車のホワイトナイトになった動機が曖昧である。

また、玉山鉄二扮する中国系ファンドの劉一華は、結局本人では無かったと暴露されるが、はて、それでは・・・?? っと、かなり苦しかった。

もうちょっと簡潔にスピード感を持たせて描いてくれるか、もしくはやはりTV2hドラマにするかのどちらかでは無かったのかっと、残念である。










監督 大友啓史
脚本 林宏司
原作 真山仁
音楽 佐藤直紀
出演 大森南朋/玉山鉄二/栗山千明/柴田恭兵

DATE:2009/06/15 ワーナーマイカル浦和美園
評価:★☆

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2009.06.06

「隣のヒットマン」

ブルース・ウィリス主演のクライム・コメディ。

歯医者のオズ(マシュー・ペリー)の隣にジミー(ブルース・ウィリス)が引っ越してきた。
実は、このジミーは過去にマフィアのヒットマンとして17人の殺人に関わっており、さらに内部密告をして、そのマフィアのボスを死にいたらしめ、5年の刑を終えて出所して来たという人物だった。

オズはオズで妻のソフィから生命保険目当てに人に依頼して命を狙われ、歯医者の受付に雇ったジルは、妻が最初に殺人を依頼した人物だが、一旦受けた依頼をことわるという始末。

マフィアのボスの息子は、ジミーの命を狙い(遺産目当て?)、ジミーの妻のシンシアはなんだかオズと出来ちゃって・・っと、まあごちゃごちゃぐちゃぐちゃなんだけど、最後はなんとなく「お金より愛」みたいなところに落ちて、ほぼ目出度しめでたし・・・
なんとなくほっと見られた作品でした。









監督 ジョナサン・リン
製作 デヴィッド・ウィリス/アラン・カウフマン
脚本 ミッチェル・カプナー
出演 ブルース・ウィリス/マシュー・ペリー/ロザンナ・アークエット/マイケル・クラーク・ダンカン

DATE:2009/06/06 DVD
評価:★★★☆

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