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2009.04.29

「天使のくれた時間」

実は某ネットマガジン(日経ビジネスオンラインですが・・)の某映画関係のコラム(の筈)で取り上げられていた作品で、見ていなかったものの第3段。
これもやっぱり紹介されていなければ自分では選択の範囲に無かったかもしれない。

ニコラス・ケイジ主演のいわゆるクリスマス・キャロル物。

13年前、恋人のケイトの反対を振りきってロンドンへ研修に渡ったジャックは、ケイトとは13年前に別れてそのままになっており、今は独身のままNYの金融界で大成功を収めていた。
クリスマスイブの夜に立ち寄ったコンビニで揉め事に関わったジャックは翌朝目がさめると、どういう訳かケイトと二人の子供に囲まれたマイホームパパになっている自分に気がつく。

いわゆるスクールジ爺さんが遭遇したというクリスマス・イブの奇跡を題材に、大切なものは何かということをジャックを通して描いている作品。

題材はよくありがちな作品なので、先が見えてしまうとこが残念。
空想の世界?の子供たちは空想のままだったのかな。
そして、パリへ旅立とうとしているケイトを空港で捕まえたジャック、その後の2人は・・・ちょっと気になりところではあります。

何にせよ救いのあるエンディングだったことだけは評価。










監督 ブレット・ラトナー
製作 マーク・エイブラハム
製作総指揮 アーミアン・バーンスタイン
脚本 デヴィッド・ダイアモンド
出演 ニコラス・ケイジ/ティア・レオーニ/ドン・チードル/ジェレミー・ピヴェン

DATE:2009/04/29 DVD
評価:★★★

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「レイン・フォール/雨の牙」

バリー・アイスラーのベストセラー小説「雨の牙」を、椎名桔平主演、ゲイリー・オールドマン、長谷川京子共演で描いたクライム・サスペンス。日系アメリカ人の殺し屋ジョン・レインは、国土交通省の官僚の暗殺を依頼される。
そしてターゲットが持っていたはずのメモリースティックをめぐって、かけひきが行わる。

舞台は主に東京。
しかし、なぜか殺し屋ジョンもCIAの連中も銃をばんばん撃ちゃったりして、いささか現実感が乏しい。

キャストは豪華、だけど、長谷川京子の役まわりは何だったのだろう。
原作はベストセラーということなので、おそらく映像で描かれていない部分があったに違いないと期待して原作を読むことにします。

本作は「椎名桔平」が出ていただけという作品にしかみえなかった。
テレビの予告CMに踊らされてちょっとがっかり。










監督・脚本 マックス・マニックス
原作 バリー・アイスラー
撮影 ジャック・ワーレハム
音楽 川井憲次
出演 椎名桔平/長谷川京子/ゲイリー・オールドマン/柄本明




こっちは原作






 
レイン・フォール/雨の牙

ハヤカワ・ミステリ文庫

著者: バリー・アイスラー /池田真紀子
出版社: 早川書房


DATE:2009/04/28 丸の内ルーブル
評価:★★☆

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2009.04.26

「すべては愛のために」

実は某ネットマガジン(日経ビジネスオンラインですが・・)の某映画関係のコラム(の筈)で取り上げられていた作品で、見ていなかったものの第2段。
これもやっぱり紹介されていなければ自分では選択の範囲に無かったかもしれない。

アンジェリーナ・ジョリー主演。
あるきっかけによって、難民支援をするニック(クライヴ・オーウェン)と知り合い、自らもUNHCRに職を求めて、ニックと同じ道を歩んで行く女性の生き様を描いている。

この作品は2年かけて製作されたとのことだが、本作をきっかけにアンジーはUNHCRの親善大使になり、恵まれない国の子供を養子にするというきっかけになったとも言われています。

原題は「BEYOND BORDERS」・・すなわち「国境を越えて」なのです。
これは難民救済をテーマにしていても、アンジーのラブストーリーなのです。
難民救済は3つの場面、3つの国の場面が描かれています。

ニックはそれぞれの国で難民を支援しますが、それぞれの箇所でうまくいかずに次の国へと渡っていきます。この間は数年開いている設定になっており、その国の難民キャンプのその後は描かれていません。サラことアンジーは、ニックを3つの国へ追いかけて行き、最後はチェチェンのキャンプでゲリラグループに拉致されたニックを救おうとします。
そして、逃げる途中で「カチ」っと足元から音が・・・

救いのないエンディングなのです。

サラはどうしたかったのでしょうか。サラを妻にしていたヘンリーは・・・
残されたニックとサラの子供たちは・・・・

残念な結末です。ただ、ラブストーリー以外の部分に注目させられたのは事実です。










監督 マーティン・キャンベル
製作 ダン・ハルステッド
撮影監督 フィル・メヒュー
音楽 ジェームズ・ホーナー
出演 アンジェリーナ・ジョリー/クライヴ・オーウェン/テリー・ポロ/ライナス・ローチ

DATE:2009/04/26 VIDEO
評価:★★★

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2009.04.21

「スラムドッグ$ミリオネア」

2008年度アカデミー賞8部門受賞した作品。

舞台はインド、スラム育ちのジャマール(スラム育ちのことを「スラムドッグ」と呼ぶらしいが、インドでもやってるテレビ番組「クイズ$ミリオネア」に出演し、残り1問までたどり着くところが、いまだかつて医者も弁護士もここまで残ったことはないので、不正をしているのではないかと逮捕され、拷問まで受けてしまうのです。拷問・・これはフィクションなのでしょうかノンフィクションなのでしょうか・・・??

しかし、彼は答えを知っていたのではなく、彼が答えを知っている問題が出ていたのです。
彼の生い立ちにそれぞれの答えがあった・・・ということで、問題ごとにジャマールの過去のエピソードを描いていく・・・

そして、なぜ彼がミリオネアに出たのか。

これは、運と運命と恋の物語だったのです。

「ジャマールがクイズの正解を知り得たのが運命」なのではなく「ジャマールが知っていることがクイズとして出題されたのが運命」だったのだろうと。

まあ、最後はボリウッドお馴染みのダンスシーンがエンドロールのバックに挿入され、救いのあるエンディングだったので、良しとしましょう。










監督 ダニー・ボイル
原作 ヴィカス・スワラップ
脚本 サイモン・ビューフォイ
音楽 A・R・ラフマーン
出演 デーブ・パテル/フリーダ・ピント/マドゥル・ミッタル/アニール・カプール

DATE:2009/04/20 ユナイテッドシネマ浦和
評価:★★★☆

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2009.04.15

「デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~」

ジュリア・ロバーツ&クライブ・オーウェン主演の犯罪エンターテイメントドラマ。
Img052

方や元CIAエージェント(クレア=ジュリア・ロバーツ)、方やMI6のエージェント(レイ=クライブ・オーウェン)の2人はそれぞれ民間企業の産業スパイとして対立している2社に潜入・・・しかしてその実は2人で組んでネコババしてしまおうという計画を立てていた・・・

とまあ、こんな感じなんですけど、盗もうとする情報がなにやらの分子構造を書いた「紙」一枚ってのがどうにも・・なんだかなぁ・・・です。

2h強と割りと長いんですけど、中身の大半はジュリアとクライブの熱々シーンばっかり。
みていて飽き飽き・・・物を盗もうとするシーンだけは、ややスピード感があったようにも思え、いちおうドンデン返しも用意してあるものの、全編だれ気味で欠伸ものでした。

ジュリア・ロバーツが出ていた・・というだけの作品だったような気がします。










監督・脚本 トニー・ギルロイ
製作総指揮 ライアン・カヴァノー
製作 ジェニファー・フォックス/ケリー・オレント
出演 ジュリア・ロバーツ/クライヴ・オーウェン/トム・ウィルキンソン/ポール・ジアマッティ

DATE:2009/04/14 新宿厚生年金会館(試写会)
評価:★★

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2009.04.12

「マーリー/世界一おバカな犬が教えてくれたこと」

子育ての予行演習のつもりで、ラブラドール・レトリーバーの子犬を飼い始めた新婚夫妻のジョンとジェニー。マーリーと名付けたその犬のやんちゃな振る舞いに、さんざん手を焼く2人だったが、いつしか喜怒哀楽を共にするかけがえのない存在になっていく。

マーリーはラブラドールなんですけど、犬の性格的には従順な性格のはず。
これをここまでやんちゃにしちゃうのは、犬の性格ばかりではないよなぁ・・・っと思いつつ、なぜか憎めないマーリー君。最初に「バーゲン犬」だったのは、最初からやんちゃだったのかな?

最後はやはり犬の寿命の方が短いというところで、落ち。

撮影にはどのくらいのラブが登場したのかが、ちょっと気になってしまいました。

で、本作には原作があるとのことが判明。
作者は主人公のジョン・グローガン氏。ちょっと読んでみたいと思います。











監督 デイヴィッド・フランケル
原作 ジョン・グローガン
脚本 スコット・フランク/ドン・ルース
出演 オーウェン・ウィルソン/ジェニファー・アニストン/エリック・デイン/アラン・アーキン







# ジョン・グローガン/古草秀子
# 早川書房

DATE:2009/04/11 TOHOシネマズみゆき座
評価:★★★★

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「バグダット・カフェ」

実は某ネットマガジン(日経ビジネスオンラインですが・・)の某映画関係のコラム(の筈)で取り上げられていた作品で、見ていなかったもの。
おそらく紹介されていなければ自分では選択の範囲に無かったかもしれない。

ラスベガス近郊の砂漠の道端にたたずむさびれたモーテル「バグダッド・カフェ」。
そこに現れた旅行中に夫と解れたドイツ陣女性のジャスミンとモーテルの女主人ブレンダとの奇妙でほのぼのとした友情を描いた作品。

一言で表現するなら「面白い」でも「きれい」でも「深い」でもなく「気持ちのいい」映画。
なぜなにとか頭の中に登場するものの、それはそれで置いといて・・・っと、納得の1本と言っても良い作品でした。










監督 パーシー・アドロン
出演 マリアンネ・ゼーゲブレヒト/ジャック・パランス/CCH・パウンダー

DATE:2009/04/11 DVD
評価:★★★☆

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2009.04.10

「歓喜の歌」

立川志の輔師匠の新作落語をベースに映像化した作品

地方の都市(映像上は都下、立川近辺・・なんせ多摩モノレールが登場しているもんね。)の市民会館の主任(小林薫)が、良く似た名前のコーラスグループの大晦日コンサートの予約をダブルブッキングしてしまったところから巻き起こる騒動をユーモアに描いている。

小林薫のダメっぷりと、浅田美代子のなんで?思わせる切れの演技。
浅田美代子って、演技させると良い味だすんですけどねぇ・・・・役の中の浅田は結構好きです。

で、お話はドタバタしながら、結局は合同コンサートに落ち着いて目出度しめでたし。

安心してみていられる1本でした。










監督・脚本 松岡錠司
原作 立川志の輔
製作 李鳳宇
主題歌 クレイジーケンバンド
出演 小林薫/安田成美/伊藤淳史/由紀さおり

DATE:2009/04/09 DVD
評価:★★★☆

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2009.04.06

「結婚しようよ」

三宅裕司主演で吉田拓郎の楽曲をそこら中にちりばめたファミリードラマ。

お話はよくある家のお話ともいえないことは無い。昔、フォークソングで歌手を目指していた卓(三宅)は、同じ大学のマドンナとの結婚を機にギターを置く。
そして、唯一の家のルールは妻と2人の娘と夕食は一緒に食べるという、ありそうで最近は無いような、ただそれだけの話。

そして、2人の娘はそれぞれの道を歩こうとし、長女は結婚を選択し、次女は仲間とバンドを組み、昔、父親が断念して道へと進もうとする。従って、卓のルールが守れない日が多くなってくる。

はしばしに解っているけど、素直に認めたくない卓・・・・

と、話は比較的解りやすいのですが、そここに効果的にちばめられた拓郎の楽曲・・・はじめは「落陽」に始まって、クライマックスは「結婚しようよ」そしてラストは何度目かの「今日までそして明日から」・・・全20曲ほど使われていました。

不覚にも、同時期にギター引きだった私はぼろぼろ涙をこぼしてしまいました。(劇場にいかなくて良かった)
それくらい、話と楽曲が効果的に挿入されていました。

まあ、酷評する感想なども見かけましたが、それはそれで、確かに話は単純なんですよねぇ・・・
でも、良作ではありました。










監督・脚本 佐々部清
脚本 寺崎かなめ/市倉久央
撮影 長谷川卓也
出演 三宅裕司/真野響子/藤澤恵麻/AYAKO(中ノ森BAND)

DATE:2009/04/05 DVD
評価:★★★★☆

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2009.04.05

「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」

おなじみテレビ朝日系列のドラマ「相棒」のスピンオフ作品で、劇場版「相棒」の事件と時期を同じくして、鑑識の米沢さんが巻き込まれたもう一つ事件を描いている。

いやあ、2hドラマでも良いのかなあっと思いましたが、よく出来た作品でした。
残念なのは鑑識の鑑識たるところがわずかしか無かったなぁ・・・っと。CSIではないけど、もっと米沢さんの技術をばりばり・・・なんてね。

でも、主演は初だという六角さん、好演でした。
「踊る〜〜」ではないけど、次はイタミンの操一トリオの事件簿か角田係長ものかなぁ・・っと。
2hドラマでもよいけど。

結末の犯人にはびっくり。すっかりミスリードされてました。

そうそう、エンドロールのあとにドラマ版相棒7.5が・・・シーズン8に繋がる宣伝映像が挿入されてました。亀山君に変わる神戸君の宣伝ですね。これはこれでヨシでした。

さて、いつまで続く「相棒」シリーズ。今秋の8も期待です。










監督 長谷部安春
原作 ハセベバクシンオー
脚本 飯田武
エグゼクティブプロデューサー 亀山慶二
出演 六角精児/萩原聖人/市川染五郎/紺野まひる

DATE:2009/04/04 楽天地シネマズ錦糸町
評価:★★★☆

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「グラン・トリノ」

クリント・イーストウッド監督・主演のヒューマン・ドラマ。
「グラン・トリノ」とはフォードの72年製の車の名前。主人公のウォルトが大切に保有しているヴィンテージカー。










監督・製作・出演 クリント・イーストウッド
脚本・原案 ニック・シェンク
原案 デイブ・ヨハンソン
製作 ロバート・ロレンツ
出演 ビー・バン/アーニー・ハー/クリストファー・カーリー/コリー・ハードリクト

妻を亡くした頑固で偏屈なじいさん、それこそヴィンテージ物の爺さんをクリント・イーストウッドは演じている。


ある時、隣に越してきたベトナムからの移民のモン族一家と関わりができる。
スーとタオの兄弟と、その従兄弟だというチーマのような連中のと関わりを自分の生き方に投影して行くウォルト。

既に血を吐くほどの病に侵されているウォルトは、自らの身の引き方をスー・タオの兄弟を通して、あらためて考えていったのだろう。

Img051

ただ、ウォルトの幕の引き方は、それで良かったのか?という疑問もありつつ、ああいう幕の引き方しか無かったのかもなぁ・・とも。なかなか諸手を挙げて賛成しかねる結末だとは思う。
じゃあ、どうすれば良かったのかと問われると、答えが無いのもまたもどかしい。

本作は生と死と人生の終焉などなど、意味の深いところで回っている作品だと思うが、日本の興業的には厳しいかもしれないなぁ・・・

その後、みているとなかなか好評価を得ているようです。 
 
 
 
DATE:2009/04/03 有楽町朝日ホール(試写会)
評価:★★★★

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