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2009.02.22

「チェンジリング」

実話をベースにクリント・イーストウッドが監督し、アンジェリーナ・ジョリー主演で作成された作品。

シングル・マザーで一人息子のウォルターを育てているクリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)が、非番の日に急な仕事で呼び出され、ウォルター一人で留守番をすることになった。仕事を終えて帰宅するとウォルターの姿がなく、近所を探した上で警察に届けたところ、子供の行方不明は24時間は探さないと・・・・

そして、翌日も戻らず数週間後に警察から見つかったとの連絡があり、対面したクリスティンは息子ではないと感じ、そのことを主張するが警察は勘違いだと主張を認めず、あげくのはてに精神に異常ありと精神病棟に収容してしまう。

その間に事件は動き、実はカナダからの不法入国の少年を取り調べたところ、従兄弟の男に強要されて複数の子供を拉致・誘拐の上、殺害していたことが判明。その中にウォルターが居たと少年が告白したところから、発見されたウォルターが別人であることが判明し、クリスティンの主張が認められ、その上で公聴会が開催され、警察の不正が白日の元に・・・

アンジェリーナ・ジョリーは2003年の「BEYOND BORDERS〜すべては愛のために〜」に出演したことをきっかけに、恵まれない子供たちへの支援、3人の実子以外に3人の養子を設けたり、ブラピと共同で財団を設立したりUNCHRの親善大使を勤めたりしている。

本作はまさに子供を思う親の愛の映画なのです。
そして、そういう意味でアンジーが主演するに、とても相応しい作品だと思います。

内容についてふれれば、ジョーンズ警部の真実より警察の権威・組織を守る姿勢と、そのジョーンズに逆らって不法入国の少年の言い分を信じ、殺人事件を暴き出したヤバラ刑事がいい味を出していました。
そして、この件が表ざたになっていなければ、クリスティンも精神病棟へ収容されたままだったのではないかと思うと、1930年ころのロスでの話とは言え、そら恐ろしいものを感じました。

最後に、エンドロールで、劇中でウォルターが拉致から逃げ出していたことは判明したのでしたが、クリテスティンは生涯そのウォルターを探していたようです。










監督・製作・音楽 クリント・イーストウッド
製作 ブライアン・グレイザー
脚本 J・マイケル・ストラジンスキー
製作総指揮 ティム・ムーア
出演 アンジェリーナ・ジョリー/ジョン・マルコヴィッチ/ジェフリー・ドノヴァン/コルム・フィオール

DATE:2009/02/21 ワーナーマイカル浦和美園
評価:★★★★

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2009.02.16

「誰も守ってくれない」

少年犯罪を犯した加害者の家族をメディアスクラムから守るということをテーマにした作品。
本作に先だって、フジ系列TV2hドラマで被害者家族を保護するという「誰も守れない」が放映された。

本作では、ドラマ版からの伏線がちょこちょこ出てきており、見てなくてもよいがTV版を見てからの方が頷けるとこ多数であった。ただ、ドラマ版は既に放映が終了しているので、再放送またはDVD等の発売が無いかぎり見るというのは難しいのが難点かな。(他人の録画の入手は、種々の問題がクリアではないので触れないことにしますが)

いろいろな問題を提起している作品だと思うが、私が一番興味を引かれたのは「犯人」という言葉。
被疑者、容疑者は「犯人」なのか? 裁判で容疑が確定しないかぎり「犯罪者」ではないと思うのだが、「犯人」と「犯罪者」は同義では無いのか?

逮捕状が執行されただけで「犯人」という報道を描いていたが、フジ産経グループが作成した本作は、これから始まる裁判員制度を踏まえて、報道の立場・姿勢はどうしていくつもりなのか非常に興味深いところである。

また、某掲示板などを含めインターネットスクラムとも呼んでも良いような事象にも、どう対応していけば良いのか、インターネットの1ユーザーとしても悩ましいところではあるなぁ・・・っと。










監督・脚本 君塚良一
脚本 鈴木智
音楽 村松崇継
製作 亀山千広
出演 佐藤浩市/志田未来/松田龍平/柳葉敏郎


DATE:2009/02/15 ワーナーマイカル浦和美園
評価:★★★☆

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2009.02.01

「感染列島」

日本列島が未知のウイルスによって汚染され、4000万人超の感染者と1000万人単位の死亡者を出してしまうというお話。

冒頭はフィリピンでの鳥インフルエンザの人への感染シーン。
ここでWHOのメディカルオフィサーである壇れいこと小林栄子さん登場。

このエピソードが後に続くのかなぁっと思うとまったく関係なし。

で、日本のシーン。
最初は養鶏場で数千羽の鶏が鳥インフルエンザに感染し、死んでいるというエピソード。
で、次に近くの病院に発熱した患者が来院、風邪と診断され(診断したのは松岡医師こと妻夫木君)一旦帰宅したものの、翌日重篤な状態になって救急搬送され救命の甲斐もなく死亡。同じく、前日は無事だった妻も発症。

当初は新型インフルエンザを疑い、WHOのメディカルオフィサーである小林医師が乗り込んで来て事態収拾にあたる・・が、実はインルエンザではなく未知のウイルスであった・・というお話。

序盤の救命措置のシーンはほんとに新型インフルエンザの流行が起こったらっと、非常に危機せまる内容で参考になったのですが、中盤からウイルスの感染元を求めてわけのわからない国へ飛んで行ってしまうし、余計なラブシーンはありの、治療をほっぽり出して恋人(発症してしまった栄子センセだけど)に合いに行ってしまうしっと、ちょっとおまけが余計だったかん。
キャストは豪華、カンニング竹山とか爆笑・田中とか、なかなか良い役をもらっていたようです。
ここは評価。

しかし全体的に、ちょっと辛口評価です。










監督・脚本 瀬々敬久
プロデューサー 平野隆
企画 下田淳行
音楽 安川午朗
出演 妻夫木聡/檀れい/佐藤浩市/藤竜也


DATE:2009/02/01 ワーナーマイカル浦和美園
評価:★★★

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